和田城(岐阜県恵那市) [古城めぐり(岐阜)]
←東の段曲輪群
和田城は、歴史不詳の城である。山田城の支城との説もあるが、確証はない。
和田城は、国道363号線と国道418号線との交差点の北西にある、比高40mの丘陵上に築かれている。特に標柱などはないが、東麓から作業林道があり、城域のすぐ北まで林道で行くことができる。小規模な城砦で、中心に長円形の主郭を置き、6方向に派生する尾根に段曲輪・腰曲輪を配置している。この内、北西にあった二ノ郭と思われる曲輪は、前述の林道開削によって破壊を受けている。この二ノ郭と主郭切岸の間には、北に向かって穿たれた横堀(堀切?)がある。その北側下方に腰曲輪があるが、木が生い茂っている。この腰曲輪の先には武者走りが伸びていて、主郭の北から東まで通じている。主郭の南東には虎口が開かれ、その下方に東尾根の段曲輪3段が築かれている。この他の尾根にも、前述の通り腰曲輪があるが、いずれも小規模である。和田城は、街道が交差する要地にあって、物見や烽火台を主任務とした小城砦だったと推測される。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.355185/137.393861/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
和田城は、歴史不詳の城である。山田城の支城との説もあるが、確証はない。
和田城は、国道363号線と国道418号線との交差点の北西にある、比高40mの丘陵上に築かれている。特に標柱などはないが、東麓から作業林道があり、城域のすぐ北まで林道で行くことができる。小規模な城砦で、中心に長円形の主郭を置き、6方向に派生する尾根に段曲輪・腰曲輪を配置している。この内、北西にあった二ノ郭と思われる曲輪は、前述の林道開削によって破壊を受けている。この二ノ郭と主郭切岸の間には、北に向かって穿たれた横堀(堀切?)がある。その北側下方に腰曲輪があるが、木が生い茂っている。この腰曲輪の先には武者走りが伸びていて、主郭の北から東まで通じている。主郭の南東には虎口が開かれ、その下方に東尾根の段曲輪3段が築かれている。この他の尾根にも、前述の通り腰曲輪があるが、いずれも小規模である。和田城は、街道が交差する要地にあって、物見や烽火台を主任務とした小城砦だったと推測される。
主郭の虎口→
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.355185/137.393861/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:中世平山城