荒城(長野県上田市) [古城めぐり(長野)]
←堀切と本郭
荒城は、北信濃の戦国大名村上氏が築いた太郎山城塞群の一つで、太郎山の南に伸びる支尾根に築かれた山城である。比高は高く370m程もあり、途中の牛伏城からでも170mもある。しかし牛伏城からは道が付いているので、比較的登りやすい。
城域に入ると、浅い堀切と段曲輪が現れるようになり、そのうちに今までより大きな高低差を持った切岸が出現するようになり本郭に到達する。本郭は小さいが土塁で防御され、後ろに櫓台を持っている。しかし本郭は全体的に物見程度の面積である。本郭の背後にはしっかり掘り込まれた城中最大の堀切があり、その後ろにも曲輪を介して2本の堀切があって城域が終わる。石は城中に転がっているが、明確な石積みは見ることができない。
高所の城で南北に長い城であるが、普請は小さめで、ちょうど花古屋城を一回り小さくしたようなイメージである。登った苦労からすると、ちょっとがっかりする城だった。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.425277/138.252222/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
荒城は、北信濃の戦国大名村上氏が築いた太郎山城塞群の一つで、太郎山の南に伸びる支尾根に築かれた山城である。比高は高く370m程もあり、途中の牛伏城からでも170mもある。しかし牛伏城からは道が付いているので、比較的登りやすい。
城域に入ると、浅い堀切と段曲輪が現れるようになり、そのうちに今までより大きな高低差を持った切岸が出現するようになり本郭に到達する。本郭は小さいが土塁で防御され、後ろに櫓台を持っている。しかし本郭は全体的に物見程度の面積である。本郭の背後にはしっかり掘り込まれた城中最大の堀切があり、その後ろにも曲輪を介して2本の堀切があって城域が終わる。石は城中に転がっているが、明確な石積みは見ることができない。
高所の城で南北に長い城であるが、普請は小さめで、ちょうど花古屋城を一回り小さくしたようなイメージである。登った苦労からすると、ちょっとがっかりする城だった。
段曲輪群と堀切→
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.425277/138.252222/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
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