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下長井城(栃木県矢板市) [古城めぐり(栃木)]

DSCN5430.JPG←祠のある土盛り
 下長井城は、下長井館とも言い、源姓塩谷氏の祖堀江左衛門尉頼純の家臣長井次郎安藤太の居城と伝えられている。

 下長井城は、下長井地区の平地にあったらしい。剣神社の西側辺りらしいのだが、この一帯は耕地整理が進んでいる上、東北自動車道が貫通しているので、往時の地形は大きく改変されており、城の正確な位置を確定することができない。拝見した城郭関係のサイトによれば、東北道のすぐ西側にある小さな林、或いはそこから東北道を挟んで南東にある民家付近が下長井城の一部であるとされる。しかし昭和20年代の航空写真を見ても、既に城館らしい痕跡は認められない上、現地を確認しても、いずれの候補地も確実に遺構であるとは言い難い。ただ、強いて言えば、前者の小さな林の方にはわずかな土盛りがあり、その上には祠があるので、城跡っぽい感じがする。とりあえずここでは、この林を城跡としておきたい。
 尚、この林の西方250mのところに、長井次郎安藤太の五輪塔が立っている。
長井次郎安藤太の五輪塔→DSCN5436.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所(推定地):https://maps.gsi.go.jp/#16/36.813013/139.908217/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


栃木県の歴史散歩

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  • 出版社/メーカー: 山川出版社
  • 発売日: 2007/04/01
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