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信虎誕生屋敷(山梨県笛吹市) [古城めぐり(山梨)]

DSCN2989.JPG←西側の水路と段差
 信虎誕生屋敷は、岩下越前守館とも言い、その名の通り武田信玄の父、信虎が生まれたとされる屋敷である。岩下越前守の妹が信虎の母で、1494年1月6日に母の実家である岩下氏の館で生まれたとの説がある。また『甲斐国志』によれば、この館は1465年に武田信昌と戦って敗死した守護代跡部上野介父子の館であった可能性があると言う。

 信虎誕生屋敷は、寿命院の南西に位置している。夕狩沢古戦場南東の裾野の平地で、水路で囲まれた方形区画が屋敷跡とされている。屋敷地内は現在果樹園となっているので内部の探索はできないが、西側の車道に面して堀跡と思われる水路があり、屋敷地側は車道より1m程高くなっており、切岸跡と思われる。明確な遺構はないが、西側の車道と水路は緩やかにカーブしており、堀跡らしい雰囲気は感じられる。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.677875/138.656108/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


武田三代の城

武田三代の城

  • 作者: 岩本 誠城
  • 出版社/メーカー: 山梨ふるさと文庫
  • 発売日: 2020/06/15
  • メディア: 単行本


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