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平瀬烽火台(山梨県甲府市) [古城めぐり(山梨)]

DSCN4875.JPG←東辺の石積み
 平瀬烽火台は、戦国時代に甲斐武田氏が築いた烽火台網の一環で築かれたものと推測されている。

 平瀬烽火台は、名勝昇仙峡の玄関口にそびえる標高584mの城山に築かれている。城山の東に県道が通っており、そこから西に尾根を辿れば、比高わずか30m程で烽火台に着くので、訪城はたやすい。切岸は明瞭ではないが、長円形の主郭とその周囲を取り巻く腰曲輪だけで構成されている。主郭内には岩石がゴロゴロしている。城の東辺部にわずかに石積みが見られ、また西南西の端に方形に囲んだ石塁がある。この方形の石塁は烽火穴であるらしい。その脇には虎口らしい石積みもある。遺構としてはこれだけで、烽火台と言う名の通り簡素な城砦である。
方形の石塁→DSCN4889.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.721265/138.553820/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


武田三代の城

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  • 作者: 岩本 誠城
  • 出版社/メーカー: 山梨ふるさと文庫
  • 発売日: 2020/06/15
  • メディア: 単行本


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