烏山藩厚木役所(神奈川県厚木市) [古城めぐり(神奈川)]
←役所跡の現況
野州烏山藩大久保家は、小田原藩大久保家の分家である。小田原藩初代大久保忠世の弟忠為の3男忠知の家系で、1725年に烏山藩主となった大久保常春は忠為から4代目で、3年後に若年寄から老中に昇進し、相模国内で1万石の加増を受けた。1728年、相州領支配のため、厚木役所を相模川沿岸の水陸交通の要衝の地に設置した。代官の他に3名の役人が常駐し、官司は年4回の交代であったという。設置後、幕末までの140年間、領内支配を初め、厚木村の治安経済文化に関する行政が行われ、宿場商家町の発展に大きな役割を果たした。
烏山藩厚木役所の跡地は、現在は市街化してマンションが建っており、遺構は全く残っていない。マンションの駐車場脇に、「史跡 烏山藩厚木役所跡」と刻まれた石碑と標柱が立っているだけである。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.443357/139.370606/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
野州烏山藩大久保家は、小田原藩大久保家の分家である。小田原藩初代大久保忠世の弟忠為の3男忠知の家系で、1725年に烏山藩主となった大久保常春は忠為から4代目で、3年後に若年寄から老中に昇進し、相模国内で1万石の加増を受けた。1728年、相州領支配のため、厚木役所を相模川沿岸の水陸交通の要衝の地に設置した。代官の他に3名の役人が常駐し、官司は年4回の交代であったという。設置後、幕末までの140年間、領内支配を初め、厚木村の治安経済文化に関する行政が行われ、宿場商家町の発展に大きな役割を果たした。
烏山藩厚木役所の跡地は、現在は市街化してマンションが建っており、遺構は全く残っていない。マンションの駐車場脇に、「史跡 烏山藩厚木役所跡」と刻まれた石碑と標柱が立っているだけである。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.443357/139.370606/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
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2024-01-21 02:00
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