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長沼城(東京都稲城市) [古城めぐり(東京)]

DSC03598.JPG←三沢川沿いの城址碑
 長沼城は、武蔵七党の一、西党日奉氏の庶流長沼氏の居城とされている。長沼五郎宗政は、源頼朝に仕えた御家人だった。また太平記の小手指ヶ原の合戦には、長沼判官の名が見えるという。地元では長沼城を長沼氏の城と伝えているが確証はないらしい。
 かつては三沢川の南岸、京王線稲城駅のある辺りに南の山地が峰続きにせり出した小山があり、その上に城があったそうだが、多摩ニュータウンの造成によって山ごと消滅した。現在は三沢川沿いに城址碑が立つのみである。ちなみに稲城駅の上に架かる高架橋は城址橋というそうだ。高度成長期に消えた数多くの城の中でも、山ごと消された悲惨なものの一つである。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.638255/139.499180/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
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