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福島正則屋敷(長野県高山村) [古城めぐり(長野)]

DSC00875.JPG←北東角に残る土塁
 福島正則は、賤ヶ岳の七本槍の一人で、加藤清正と並ぶ豊臣秀吉子飼いの武将であった。秀吉没後は、徳川家康に味方して関ヶ原で戦功を挙げ、広島城主50万石の大大名となって城下の発展に尽くしたが、1619年、城の無断修築の咎めを受け、この地に4万5千石で移封となった。これは、一般には徳川幕府による外様大名(特に豊臣恩顧の大名)に対する勢力削減(改易)政策によるものと解釈されている。そして、この地にあって、検地や農地開拓など民生に力を尽くしたが、1624年この地で没した。
 福島正則屋敷は、この地に蟄居となった正則の屋敷地で、現在は高井寺の境内となっている。遺構はほとんど残っていないが、周囲よりわずかに高い微高地で、北東角にわずかに土塁跡が残っている。尚、北西500m程の水田の真ん中には、正則が荼毘に付された場所が残っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.665975/138.348116/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:居館
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