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【速報】山形で新たな山城を発見しました [城郭よもやま話]

つい先日、山形の山城巡りに行ってきました。
その中で、金山町で未発見だった山城を発見しました!

詳細は後日レポートしますが(記事の順番からすると多分半年ぐらい先ですが・・・)、
主郭背後には二重堀切があります。
それより驚いたのは、主郭の両翼(南北)の斜面に
おびただしい数の畝状竪堀がびっしりと築かれていたことです。
南面はざっと数えて24本もの竪堀が穿たれていました。
山形県内では、トップクラスの数です。

山形はもうすぐ雪で閉ざされてしまいますので、
興味のある方は早めに行ってみてご確認ください。

尚、登山道はありませんが、比高60m程の里山なので、
取り付きやすい南東の斜面から直登するのが手っ取り早いです。

(仮称)荒屋楯
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.882181/140.329292/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0

IMG_4875.JPG←荒屋楯の畝状竪堀
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史学会帰り新参

新城発見とはすごいですね。
山形県金山町は何処にあるかすら分からなかったです。道がないのは当然でしょうね。行きにくい場所にあるから分からなかったのでしょう。畝状竪堀は現地でないと分かりにくいですね。
秋田との県境に近いので、最上氏が湯沢、稲庭の小野寺氏の備えて築城した城でしょうか。最上氏は最上郡と村上郡掌握後は庄内地方に進出を目指していたので、北の小野寺氏との関係は全く知らなかったです。歴史背景が分からないと城に存在理由も分かりません。
 本当なら城郭史学会有志で踏査会でもやれればいいですね。新城発見には山形の城郭研究家の保角さんもビックリでしょうね。
by 史学会帰り新参 (2019-11-14 21:52) 

アテンザ23Z

>史学会帰り新参さん
山歩き(トレッキング)をしている人達は山城に興味がないので、仮に道があったとしても、城の存在には気付かなかった公算が高いです。
城自体は、仙北小野寺氏に備えて築いたものか、或いは豊臣秀吉死後の政情不安定な状況下で庄内を領した上杉景勝に備えたか、どちらかだろうと推測しています。
それにしても、ここに城がある可能性は考えていましたが、まさか畝状竪堀がびっしりあるとは、予想外の喜びでした。
by アテンザ23Z (2019-11-15 22:55) 

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