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川崎城南の大堀切(栃木県矢板市) [古城めぐり(栃木)]

DSCN5359.JPG←堀切から落ちる竪堀
 川崎城の南、堀江山城との中間地点には大堀切が穿たれている。おそらく出城の堀江山城が敵に落とされた際に、尾根伝いに川崎城を攻撃されるのを防衛するためのものであろう。
 尾根に穿たれた堀切は、そのまま東西の斜面に長い竪堀となって落ちている。特に東側の竪堀は、両側に竪土塁も築かれており斜面移動の制約を意図していることがわかる。喜連川塩谷氏との抗争の中で、築かれたものであろうか?近接する2城を分断する堀切というのは、類例が少なく貴重である。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.784576/139.922680/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


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