滝ノ入城(長野県小布施町・中野市・高山村) [古城めぐり(長野)]
←主郭外周に残る石積み
滝ノ入城は、高梨氏が築いた城砦群の一つと考えられている。雁田城・二十端城・滝ノ入城が一つの山塊にあり、高梨氏の支配地域の南部における防衛線であったと推測されている。
滝ノ入城は、3市町村にまたがる786.6mの峰に築かれている。城域は東西に長く、三角点のある峰に主郭を置き、細尾根を挟んで西の峰に千僧坊曲輪を置いている。主郭から北西に伸びる長い尾根には延々と二十端城の城砦群が築かれ、千僧坊曲輪の西に伸びる尾根の先には雁田城が築かれている。滝ノ入城はこれらの城郭群の詰城的な位置付けで、城の規模はささやかなものである。主郭は内部が3段程の平場に分かれ、外周の切岸には石積みが残っている。背後に当たる東尾根には小郭と2本の堀切が穿たれている。堀切沿いにも石積みが見られる。千僧坊曲輪はいかにも西の物見台という感じである。千僧坊曲輪にはハイキングコースがあるらしい。千僧坊曲輪の周囲には石材が多数散乱している。遺構としては以上で、詰城らしく小規模な城砦である。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.696666/138.348191/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
滝ノ入城は、高梨氏が築いた城砦群の一つと考えられている。雁田城・二十端城・滝ノ入城が一つの山塊にあり、高梨氏の支配地域の南部における防衛線であったと推測されている。
滝ノ入城は、3市町村にまたがる786.6mの峰に築かれている。城域は東西に長く、三角点のある峰に主郭を置き、細尾根を挟んで西の峰に千僧坊曲輪を置いている。主郭から北西に伸びる長い尾根には延々と二十端城の城砦群が築かれ、千僧坊曲輪の西に伸びる尾根の先には雁田城が築かれている。滝ノ入城はこれらの城郭群の詰城的な位置付けで、城の規模はささやかなものである。主郭は内部が3段程の平場に分かれ、外周の切岸には石積みが残っている。背後に当たる東尾根には小郭と2本の堀切が穿たれている。堀切沿いにも石積みが見られる。千僧坊曲輪はいかにも西の物見台という感じである。千僧坊曲輪にはハイキングコースがあるらしい。千僧坊曲輪の周囲には石材が多数散乱している。遺構としては以上で、詰城らしく小規模な城砦である。
東尾根の堀切→
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.696666/138.348191/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:中世山城
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