神戸城(群馬県みどり市) [古城めぐり(群馬)]
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神戸(ごうど)城は、黒川谷の郷士が築いた黒川八城の一つで、小曾根筑前守の城と伝えられる。その他の詳細は不明。しかし他の黒川衆と同様、黒川谷に桐生氏が進出すると桐生氏に服属し、桐生氏滅亡後は由良氏に属し、由良氏が1583年に小田原北条氏から離反すると、北条氏に服属したのだろう。
神戸城は、みどり市立東中学校が建っている渡良瀬川北岸の段丘の、南西隅部に築かれている。山城以外の黒川八城では唯一、わずかではあるが明確な遺構を残している。大部分は耕地化で改変されているが、南西角に竹林があり、そこを探索すると隅部に虎口と小郭群が見られ、小堀切も確認できる。この先は川まで降りてしまうので、おそらく川の水を汲むための城道で、水場を監視する物見台があったのだろう。台地上には主殿の建つ曲輪があったと思われるが、そこには明確な遺構は見られない。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.535916/139.350049/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
神戸(ごうど)城は、黒川谷の郷士が築いた黒川八城の一つで、小曾根筑前守の城と伝えられる。その他の詳細は不明。しかし他の黒川衆と同様、黒川谷に桐生氏が進出すると桐生氏に服属し、桐生氏滅亡後は由良氏に属し、由良氏が1583年に小田原北条氏から離反すると、北条氏に服属したのだろう。
神戸城は、みどり市立東中学校が建っている渡良瀬川北岸の段丘の、南西隅部に築かれている。山城以外の黒川八城では唯一、わずかではあるが明確な遺構を残している。大部分は耕地化で改変されているが、南西角に竹林があり、そこを探索すると隅部に虎口と小郭群が見られ、小堀切も確認できる。この先は川まで降りてしまうので、おそらく川の水を汲むための城道で、水場を監視する物見台があったのだろう。台地上には主殿の建つ曲輪があったと思われるが、そこには明確な遺構は見られない。
堀切と物見台→
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.535916/139.350049/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:中世崖端城