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一谷城(静岡県静岡市葵区) [古城めぐり(静岡)]

DSC00298.JPG←堀切状の切り通し
 一谷城は、徳山城の支城である萩多和城の出城とされる。ということは南北朝時代に駿河南朝方の城であったことになるが、その歴史は手元に情報がなく不明である。
 一谷城は、日向集落の中央に北から突き出した台地の先端に位置している。主郭と思われる台地上は民家裏の茶畑になっており、進入は憚られる。城域の一部と思われる福田寺の脇には堀切状の切通しが尾根を分断しており、一応空堀跡とされているらしい。その上の尾根には庚申塔などが祀られている。『日本城郭大系』にも静岡古城研究会の『静岡県の城跡』にも一谷城についての記載がないので、実際にここに城があったのかも不明であるが、現地には「南朝方ノ一谷城跡」と記載された手書きの表示板が付いており、少なくとも地元では城跡と認識されている様である。尚、ここからしばらく尾根筋を登って行くと、「小城ノ段」と呼ばれる平場もあるそうだ。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.090487/138.242544/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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