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舟形館(岩手県金ケ崎町) [古城めぐり(岩手)]

DSCN5125.JPG←北側の堀跡
 舟形館は、歴史不詳の城館である。現在泰養寺が築かれている小高い台地が、江戸時代には舟形館という地名で呼ばれており、中世城館があったと推測されているが、金ケ崎城との関係は不明。
 舟形館は、金ケ崎城がある台地から堀で分断された平坦な独立丘となっている。比高は10mに満たないが、台地の北側に沢を利用した堀が残っている。西側も往時は沢を利用した堀だったらしいが、現在 は県道が通っていて改変を受けている。土塁などは見られないが、地勢と堀はよく残っている。
 尚、館跡に建つ泰養寺の墓地には、伊達家家臣で江戸時代の金ケ崎要害の領主大町家の墓がある。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/39.193657/141.119921/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


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タグ:居館
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