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大田原城 江戸堀(栃木県大田原市) [古城めぐり(栃木)]

DSCN9537.JPG←江戸堀
 江戸堀は、大田原城北方の防衛線である。1600年、会津の上杉景勝討伐に下向した徳川家康は、上杉勢に対する防衛拠点として、黒羽城・大田原城に家臣を派遣して城を改修し、防備を固めさせた。この時、大田原城には石川重次・内藤忠清らが奉行として入り、本城の改修と共に北方の防衛線として築かれたのが江戸堀とされる。

 江戸堀は、大田原城の北端から北西400mの位置にある。蛇尾川沿いの丘陵地を横断する堀で、大田原神社から伸びる散策路を辿っていくと、山林の中に土橋の架かった空堀が現れる。それほど大規模な堀ではないが、堀の内側(城側)には土塁が築かれており、ここで敵勢を食い止めようという意図がよく分かる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.872772/140.030440/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


[増補版]とちぎの古城を歩く:兵どもの足跡を求めて

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