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高瀬館(栃木県那須烏山市) [古城めぐり(栃木)]

DSCN8679.JPG←土塁の残欠らしき土盛り
 高瀬館は、歴史不詳の城である。その位置から、森田城主森田氏に関連した城と推測されている。

 高瀬館は、荒川と支流の沢によって半島状に区画された台地の先端部に築かれている。『栃木県の中世城館跡』によれば、台地の北東端に土塁、また台地の基部には土塁と堀切があったらしいが、大正時代頃に塁濠はほとんど埋められたとされる。また郭内には民家が2軒建っていて、その周りは薮に覆われているので、遺構の踏査はほとんどできない状況である。わずかに民家手前の小道の脇に、土塁の残欠らしき土盛りが薮の中に確認できただけである。今となってはほとんど失われた城館である。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.653349/140.102302/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


あなたの知らない栃木県の歴史 (歴史新書)

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  • 発売日: 2013/01/11
  • メディア: 新書


タグ:中世崖端城
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