上百山砦(富山県朝日町) [古城めぐり(富山)]
←砦南限を画する堀切
(2020年11月訪城)
上百山砦は、横尾城の支砦である。馬鬣(りょう)山から北に伸びる尾根の中程にあり、長願寺近くからの登山道が尾根上に至ったところを北側に分岐する山道を入っていくと、すぐ砦南限を画する堀切に至る。
細尾根を3本の堀切で分断し、堀切の間に曲輪群を配した直線連郭式の縄張りである。3本の堀切の内、一番北の堀切の北側に砦の中心となる曲輪群が構築されており、最上段の曲輪の東端に土壇を設け、北尾根に沿って数段の段曲輪群を築いている。この段曲輪群から西に派生する支尾根にも小堀切が穿たれている。この砦の特徴は堀切の規模が大きいことで、尾根筋の分断防御を主目的としていたことがうかがわれる。上百山砦から北尾根をそのまま下っていくと扇山砦に至る。
お城評価(満点=五つ星):☆☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.956339/137.576133/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
(2020年11月訪城)
上百山砦は、横尾城の支砦である。馬鬣(りょう)山から北に伸びる尾根の中程にあり、長願寺近くからの登山道が尾根上に至ったところを北側に分岐する山道を入っていくと、すぐ砦南限を画する堀切に至る。
細尾根を3本の堀切で分断し、堀切の間に曲輪群を配した直線連郭式の縄張りである。3本の堀切の内、一番北の堀切の北側に砦の中心となる曲輪群が構築されており、最上段の曲輪の東端に土壇を設け、北尾根に沿って数段の段曲輪群を築いている。この段曲輪群から西に派生する支尾根にも小堀切が穿たれている。この砦の特徴は堀切の規模が大きいことで、尾根筋の分断防御を主目的としていたことがうかがわれる。上百山砦から北尾根をそのまま下っていくと扇山砦に至る。
北尾根の段曲輪群→
お城評価(満点=五つ星):☆☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.956339/137.576133/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:中世山城