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矢坪坂古戦場(山梨県上野原市) [その他の史跡巡り]

DSCN0687.JPG←古戦場の解説板
 矢坪坂合戦は、1530年4月23日に甲斐国郡内の領主小山田越中守信有の軍勢が、甲斐に攻めこんだ相模の北条氏綱の軍勢を迎え撃った戦いである。激戦の末、小山田勢は敗退し、多数の戦死者を出したと言う。

 矢坪坂古戦場は、旧甲州街道の矢坪集落付近にある。大目地区矢坪と新田の間の坂を矢坪坂と言い、南西に切り立った崖と北面に山腹を臨み、道が入り組んでいる要害の地であった。この付近の甲州街道はかなり起伏のある山道で、丘陵上に宿場町が散在し、山間地中腹を縫うように街道が通っている。矢坪坂合戦は街道沿いの要衝での戦いであったことが、現地の地勢を見るとよく分かる。

 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.632064/139.047593/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


図説 戦国北条氏と合戦

図説 戦国北条氏と合戦

  • 作者: 黒田基樹
  • 出版社/メーカー: 戎光祥出版
  • 発売日: 2018/07/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


タグ:古戦場
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