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土橋大内蔵屋敷(山梨県甲府市) [古城めぐり(山梨)]

DSCN0918.JPG←屋敷付近の現況
(2020年7月訪城)
 土橋大内蔵屋敷は、九一色衆17騎の一人、土橋大内蔵の居館である。土橋大内蔵は武田氏時代に九一色郷に居住した地頭で、武田軍役衆の当地の頭目であったと言う。屋敷があった本郷地区は、女沢峠と右左口峠の間にあって、甲駿2国を結ぶ中道往還の警護に当たっていたと推測されている。

 土橋大内蔵屋敷は、現在は水田・畑となっている。周囲の宅地との間に高低差があるが、明確な遺構は見られず、屋敷地がどこからどこまでであったのかはよくわからない。屋敷跡とされる畑の隅には、土橋大内蔵の石廟が残っている。
土橋大内蔵の石廟→DSCN0919.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.529642/138.614867/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


縄張図・断面図・鳥瞰図で見る 甲斐の山城と館

縄張図・断面図・鳥瞰図で見る 甲斐の山城と館

  • 作者: 宮坂武男
  • 出版社/メーカー: 戎光祥出版
  • 発売日: 2014/03/24
  • メディア: 単行本


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