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渡良瀬遊水地のツバメのねぐら入り [日記]

DSCN3321.JPG←乱れ飛ぶツバメさん
                            (クリックで拡大)
今日の夕方、初めてツバメのねぐら入りというものを見ました。
場所は渡良瀬遊水地です。

昨日も行ったのですが、
ツバメさん達のいる場所がよくわからなかったり、双眼鏡がなかったりと準備不足で、
先に来ていたベテランの人に教えてもらってなんとなくはわかりましたが、
あまりよく見えませんでした。

今日は、午前中に双眼鏡を買いに行って、再チャレンジしました。

最初はヨシ原の見晴らしのいい場所に行きましたが、
数羽のツバメさんが見えただけでした。
違う場所に移動して、先にカメラなどで陣取っている人たちの所に行きました。
日没時間が過ぎて、結構あたりが暗くなってきたのに、
ほとんどツバメが飛んでいませんでした。
先にいたベテランの方が「(ツバメが)今日は違う場所に移動しちゃったかもしれないねー」
なんて言っていたので、半分諦めかけていました。

ところがしばらくして、真上を何羽ものツバメさんが飛び始めました。
すると、向こうに見えるヨシ原の上に何十羽ものツバメさんが飛び交い始めていました。
双眼鏡で覗いていると、どんどん数が増えてきて、
何百というツバメさんが乱れ飛び始めました。
一部は吸い込まれる様にヨシ原に入っていきます。

その後もどんどん数が増えてきて、
数千羽のツバメさんの大集団が、渦を巻くようにヨシ原の上空を旋回し始めました。
肉眼では遠くてよく見えません。
肉眼で見えるのは、比較的近くを乱れ飛んでいるツバメさん達だけです。
だけど遠くに乱れ飛ぶ大群は、双眼鏡で初めて分かる距離にいました。

さすがにカメラでは、一眼レフでも光量不足で撮影が難しいでしょう。
でも私の城歩き用のコンデジで、なんとか影だけは撮ることができました。
それが冒頭の写真です。

ほとんど初めて来たのに、これだけの規模のねぐら入りが見れたのは幸運でした。
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末崎城(岩手県大船渡市) [古城めぐり(岩手)]

DSCN9565.JPG←主郭周囲の空堀
 末崎城は、武田丹後・式部大輔信政父子が城主であったとも、及川伊賀が城主であったとも言われる。いずれにしても葛西氏の家臣で、1590年の葛西氏改易と共に没落した。

 末崎城は、門之浜湾の東側にある館ヶ崎と呼ばれる半島上に築かれた城である。海を挟んで対岸には蛇ヶ崎城がある。半島付け根の東部に横長長方形の主郭を置き、その北と西に空堀を穿ち、帯曲輪を廻らしている。主郭内は段差で東西2つの平場に分かれているようだが、東側は進入不能の薮で全く形状が追えない。西半分だけ薮払いされ、城址石碑が立っている。周囲の空堀は、一部埋まっているのか腰曲輪状になっている部分もある。また帯曲輪の東端部は高くなっていて、物見台になっている。北西には緩斜面が広がっており、縁に段差が見られるが、曲輪の跡かどうかはよくわからない。この緩斜面ではキツネが逃げていった。主郭の南には切岸の下に緩斜面がある。半島は主郭の南西に伸びているが、一部に段差が見られるもののほとんど自然地形である。その先に谷があり、その南西にまた丘陵があるが、丘陵の上に登ると縁に低土塁のある平場があるので、ここも城域だったと思われる。しかしその先はまた自然地形である。結局、主郭周辺以外は取りとめのない城である。尚、この城も2月の北東北であるがマダニがいるので要注意である。
帯曲輪東端の物見台→DSCN9566.JPG
DSCN9582.JPG←南西部丘陵に残る土塁

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.990378/141.725940/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


中世城郭の縄張と空間: 土の城が語るもの (城を極める)

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  • 作者: 松岡 進
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  • 発売日: 2015/02/27
  • メディア: 単行本


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